常光水道耐震工事

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 本工事は、浜松市水道事業及び下水道事業管理者発注のφ900ミリメートルの水道管耐震化工事で、工事場所は浜松市東区常光町(常光浄水場付近)です。

 本工事の目的は、震災発生時にいち早く水道施設の応急復旧が行えるように、市内に埋設されている水道管のうち最も重要な水道管の耐震化を実施し、地震に強い水道管に補強するため、管の入替を行うことです。

 主な工事内容は管布設工・継手補強工、不断水分岐工です。今回行った耐震継手は、従来のものとは違い、地震が発生した際に継手が伸縮・屈曲することにより水道管の離脱を防止する構造となっています。

 本工事では水道管の布設にあたり開削工法の他に不断水分岐工法を採用しました。不断水分岐工法は、断水することなく専用の機械により既設管に穴を空け、分岐する工法です。この工法では断水工事に伴う弊害が無くなり、水道利用者への負担を最小限にすることが可能です。

 この不断水分岐工法について、現場の様子をご紹介します(写真参照)。通常は水平の既設管に対して弁体離脱型バタフライ弁の取付け・穿孔を行います。しかし、本工事の既設管は「30.6度」と非常に角度があり、施工難易度の高い現場条件でした。そのため、施工中は想定外のトラブルが続々と発生し、百戦錬磨の協力業者も頭をかかえる程でした。この時は、もう後戻りできる状況ではありません。現場関係者全員で、施工検討・実践を繰り返し、作業を無事完了することができた時は自然と歓喜の声が上がりました。この工法でこれ程苦戦をすることは稀であり、無事故無災害で完了することができ、非常に大きな経験ができたと感じています。

 現在も工事は順調に進んでおり、完成間近の状況です。今後も日々の安全・施工管理を徹底し、工事を完成させたいと思います。

担当:土木本部 山内 良介・本多 一虎
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 浜松市浜北区於呂に位置する当現場は、医療法人社団 三誠会様の北斗わかば病院の南棟として、平成30年11月に完成しました。既存の病院本館、介護施設についても、当社にて施工をさせていただき、南棟は3棟目の施工物件となります。

 当建物は、鉄骨造3階建て、建築面積約750・、延べ床面積約1475㎡、1階部分にて病院本館とつながります。主な構成は、1階に診察室、2階にリハビリテーション、3階には見晴らしのよい屋上ガーデンとなります。建物の南面には、1階から3階までを貫く「サンクンガーデン」という吹抜けがあり、室内に自然光を導き、明るく開放的な空間を演出しています。

20190131_04-02.jpg 当病院では、リハビリテーションに特に力を入れており、2階のリハビリテーション室においては、木目調の明るく落ち着いた内装仕上げ材を使用した大空間に、様々な機器を備えた充実の訓練スペースとなります。中でも、歩行訓練用に天井に埋め込まれた直線24mのレールは、県内でも他に類を見ない貴重な設備として、多くの医療関係者から注目を集めているとのことです。

 外観としては、病院本館の外壁と同じ規格の色違いのタイルを使用し、本館から南棟への連続性と統一感を意識したデザインとなっております。

 今年は台風が多く、工程的に厳しい部分もありましたが、無事故・無災害にて竣工を迎えられたのも、お施主様のご理解とご協力、そして協力業者の皆様のご尽力によるものであると感謝いたします。

担当:建築本部 袴田 啓紀

(仮称)かけ川海谷眼科新築工事

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 当工事は有限会社メディカルアイカイ様より発注の建築工事です。以前には浜松市助信町の海谷眼科様や託児所等を施工させていただきました。

 今回の工事場所は掛川市中宿にあり掛川城を間近に見る場所です。建物完成後、既存建物からの引越しとなります。

 工事概要は鉄骨造2階建、建築面積885.08㎡、延べ床面積1499.02㎡、15床の入院施設を備えた眼科診療所となります。工事期間は平成30年5月6日から11月30日までで、現在は引渡しに向け、内外装共仕上工事の真っ最中です。その後は諸官庁検査を受け、引渡しです。

 今回は既存施設の北隣での工事という事もあり、診察に来られる方や、かけ川海谷眼科様のスタッフの皆様からも注目されている中での工事でした。また、住宅街での工事でもあり、近隣の皆様とのコミュニケーションも大切にしながら工事を施工しています。

 建物外装はモノトーン調のシックなタイル貼仕上を主とし、2階の庇を細く見せる事で外観を引き締めた雰囲気となっています。各面ごとに仕上材を変える事で雰囲気の違う外観となっています。また、内装は待合エリアでは天然石や大判タイル、ダイノックシートを使用する事により、高級感あふれる仕上となっています。

 一方で、診察エリアでは明るい配色を使う事で清潔感ある雰囲気であったり、目に優しい配色など、使用用途ごとに異なる仕上をしています。

 このような特性から難易度の高い建物の工事ですが、現場スタッフの大石君を始め、各協力業者の皆様のご協力、ご指導により現在まで無事故無災害で施工を進めています。

 今後もメディカルアイカイ様、海谷眼科様の皆様に満足して頂ける建物が出来るような施工管理をし、顧客満足度向上に努めます。

担当:建築本部 池田 英稔
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 当工事は第一期から当社で施工させていただいた芝原工業株式会社様本社工場の第三期増築工事です。

 工事概要は、敷地面積7203.77㎡、建築面積701.99㎡ 、延べ床面積1313.56㎡の鉄骨造2階建の建物で、 工事は平成30年7月17日より着工、各工程を挟み平成30年12月19日にお引渡しとなりました。

 期間中には、本社工場の敷地内の一部を区画しながら作業を行ったため、敷地の幅員減少、工事車両の往来等の関係で、職員の皆様には大変御不便、御迷惑をお掛けしました。 しかし、皆様快く御理解下さり、竣工までスムーズに工事を進める事が出来ました。 また、職員の皆様からは声を掛けて頂く機会も多く、実際に現場にも足を運んで下さり、とても興味深そうに工事の進捗具合を見ておられ、私自身たいへん励みになりました。今回、芝原工業株式会社様の工事に携わる事ができ、非常に嬉しく思っています。

 今後も引続き、弊社に工事を発注して頂けますよう、アフターフォローにも尽力していきたいと思っています。

 職員の皆様の御理解及び、協力会社様には工期の厳しい中、作業をこなして頂き、感謝申し上げます。

担当:リフォーム本部 鈴木 宗和

ホテル ルートイン新城他新築工事

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 当現場ではルートイン開発株式会社様より受注の「ホテルルートイン新城新築工事」、「美蔵新城店新築工事」、株式会社ローソン様より受注のローソン新城的場店新築工事」の3物件を同じ敷地内にて施工しています。施工場所は新城市内中心地のピアゴ新城店、新城郵便局が隣接した場所です。

20190131_01-02.jpg ホテルは鉄骨造7階建、1階にフロント、レストラン、大浴室、事務室があり、2階から7階は客室184室です。我が社のルートイン様の物件施工は今回で12店舗目で、ルートイングループでは、299号店目にあたります。美蔵新城店はルートイン様の新ブランドの居酒屋店で木造平屋建客席数139の店舗です。

 ローソン新城的場店は鉄骨造平屋のコンビニエンスストアで、ローソン様の規格物件では大型店の規模です。

20190131_01-03.jpg 今回の工事は、ホームセンターの跡地に新城市からの誘致を受け、ルートイン様が出店を決めた経緯から、地元官庁、周辺住民の方々の注目の中での工事となり、着工時には様々なお問い合わせ、ご要望がありましたが、地元の松井建拓株式会社様の施工協力を得て3月10日より着工し、ホテルおよび美蔵は12月17日引渡し、ローソンは12月28日引渡し、平成31年1月11日に3店舗共オープンの予定です。現在ホテル、美蔵共最終段階まで進み、ローソンはこれから仕上工事を行います。

 今年は自然災害、猛暑が重なり、厳しい環境下の中での工事となり、協力業者の皆様には大変なご無理をお願いする中で、工事を進めていただき感謝しています。また私自身この物件は6物件携わっていますが、ルートイン様の仕様がこれほど変化があったのには驚いています。この経験を財産にし、次回の物件には必ず活かしたいと思います。

担当:名古屋支店 建築グループ 山田 一之

舘山寺サゴーロイヤルホテル耐震補強工事

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 本工事は、サゴーエンタプライズ様の発注による舘山寺サゴーロイヤルホテルの耐震補強工事です。補強内容としてはSRC造10階建ての建物の全柱の内、構造計算で導き出された30本の柱に対してのSRF工法による補強工事でした。

20181108_06-02.jpg SRF工法というのは包帯巻きと言われるように柱などに高延性ポリエステル繊維補強材を専用の接着剤で巻きつけて柱等主要構造物の強度と靭性を大幅に向上させ地震に対しての安全性を確保することができる工法です。

 通常営業中のホテル内での工事のため、特に音の出る作業についてはお客様のチェックアウトされる10時からチェックインの15時の間での作業となりました。しかしながらホテルのご理解もあり工事をしているフロアについてはお客様の宿泊を控えて頂いた事もあり、大きな問題もなく工事を終えることができました。また、耐震工事に伴い1階会議室の改修工事も手がけさせて頂き設計デザインの良さもあり既設のものよりは格段に落ち着いた雰囲気で機能性にも優れた会議室になったのではないかと思います。

 ホテルの皆様のご理解及び協力会社様には厳しい工程をこなして頂きお礼を申し上げます。

担当:リフォーム本部 鈴木 宗和

浜松八幡宮 社務所建設工事

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 当工事は、宗教法人 浜松八幡宮様より発注をいただいた、社務所の建設工事です。旧社務所は、境内の隅に位置し、参拝者から分かり難く、老朽化もしていたため、今回の工事をすることになったそうです。

 新社務所の場所は、参道沿いの西側に位置し、参拝に来られた方にも分かりやすい場所になりました。

 工事は、平成30年2月中旬より、建設場所となる部分の樹木の伐採、灯篭・芳名板の仮移設から始まりました。平成30年3月13日に地鎮祭を行い、工事着手となり、平成30年8月2日に引渡しとなりました。

 工事概要は、木造平屋建て、延べ床面積 214.5㎡(64.9坪)で、事務室、会議室、応接室、作業室、更衣室などで構成されています。

20181108_05-02.jpg 内外装の壁や天井などに多くの木材が使われており、落ち着いた雰囲気の建物となっています。

 工事中は、参拝者や、結婚式などもあり、安全面や騒音、工事中の景観などにも配慮が必要となりましたが、浜松八幡宮の皆様や、設計監理の(株)飯尾建築設計事務所様、協力業者様のご協力を賜り、無事、竣工することが出来ました。

 今回、由緒ある浜松八幡宮様の工事に携わることができ、大変嬉しく思っております。昭和初期に建てられた本殿と同様に、皆様に親しまれ、末永くお使いいただければと思います。

担当:住宅事業部 齊藤 英貴

高林花ノ木法面工事

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 本工事は静岡県発注の浜松市中区高林における法面緑化工事です。本事業は、現在二年に渡り発注されている工事であり、当社としては、三期目の施工となります。

 主な工事内容としては、ロービングウォール工法を採用し施工を行いました。ロービングウォール工法とは、連続長繊維補強土と植生基材吹付からなる工法です。

 連続長繊維補強土とは、既存法面に砂とセメントに長繊維(ポリプロピレン製の糸)を強制的に連続して混入させたものです。その補強土表面に植生基材で緑化をすることで長繊維と植物の根が絡み法面の侵食等を抑制することができます。

 本工事は、夏季での施工であり、高温による種子の発芽不良が心配されました。そのため、通常より種子の配合を増やしました。

また、植生基材吹付け後には植生基材が乾燥しないよう散水を行うことで対策としました。

 結果的に吹付け後一週間程度で発芽を確認することができました。

 本工事施工箇所は、住宅が多くお墓に隣接しているため、騒音や第三者災害に注意する必要がありました。吹付機械にサイレンサーの取り付けを行い、発電機には防音パネルを設置し騒音対策としました。法面とお墓の境に防護パネルを設置し落石防止をしました。

 結果として、無事故で工事を竣工させることができました。今回、多くの技術提案や近隣との調整を円滑に進めたことにより発注者から高く評価して頂き、地元住民からの苦情等も無く工事を竣工させることができました。今後も、より良い品質を提供することができるよう現場管理に取り組んでいきます。

担当:土木本部 大庭 慎
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20181108_03-02.jpg 当現場は、名古屋市東区葵二丁目にあり、地下鉄桜通線「車道」駅より徒歩3分ほどの所です。株式会社 オープンハウス・ディベロップメント様は、東京都内を中心に一戸建て、分譲マンション事業で実績のある会社で、今回初めて名古屋地区一棟目を施工させていただいています。

 工事概要としては、鉄筋コンクリート造12階建、敷地面積680㎡、建築面積301.23㎡、延床面積2728.14㎡、32戸のファミリー型分譲マンションで、工期は平成29年7月14日から平成30年11月30日です。

 現在の進捗状況は、7月末に躯体上棟し外装工事が完了、外部足場解体施工中で、造作工事が11階、クロス工事は9階まで完了しています。

 今後、引き続き上階内装仕上げ工事、10月から外構工事施工となります。10月末諸検査を予定していますので、竣工まで期間が短く急ピッチでの施工が必要となります。工事完成まで災害を起こさない現場環境作りに努めたいと思います。

 現場周辺は名古屋市中心地ですが、幹線道路から中に入っていることもあり静かな環境です。そのため騒音振動に配慮をし、搬入経路が生活道路のため、搬入計画は協力業者としっかりと打合せし、第三者災害に注意しながら、近隣の皆様に極力ご迷惑がかからないよう施工を行っています。

 オープンハウス・ディベロップメント様も完成を楽しみにされていますので、打合せ等での要望事項の把握に努め、良い品質の建物が出来上がるように施工管理し、顧客満足・信頼を得て今後も継続して発注いただけるように努力して行きたいと思います。

担当:名古屋支店 内藤  嘉昭
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20181108_02-02.jpg 当工事は、平成27年1月に土砂崩れにより落橋した原田橋の架け替え事業における右岸橋台工事です。平成28年度には本工事で施工した橋台とつながる桟道橋も当社で施工しております。旧原田橋は地域住民の大切な生活道路であったため、落橋後は迂回に2時間以上を要し、現在は天竜川河川内に仮設道路を整備して交通手段を確保しています。しかし台風や異常気象による大雨の影響で上流の佐久間ダムが放流されると、河川内道路が使用できず迂回せざるを得ない状況に陥ります。そのため一刻も早い工事の完成を地元住民から望まれています。

 工事概要としては、急峻な法面を掘削・土留施工にて床付し、鉄筋コンクリート造の箱式橋台(11.5m×10.0m×高さ20.8m)を築造する工事です。一般的な橋台は道路に接して施工されますが、当現場は橋台の前後に橋を架けるため、道路から離れた橋脚のような構造となっています。また、原田橋に添架する電気・電話線等のインフラ設備を橋台に貫通させるために、構造物の中心を空洞にして部屋を設ける設計となっております。

20181108_02-03.jpg 基礎工事として、支持地盤まで深礎杭(φ3.0m、L=13.0~16.0m)を4本施工しました。岩盤が硬くバックホウでの掘削が困難な深度においては発破も併用しました。発破作業時は非常に大きな騒音が発生するため、防音のための鉄板蓋や仮囲いを徹底することで周辺環境に配慮しました。16.0mの高さをタラップで何度も行き来するため、毎日が疲労や筋肉痛との戦いでした。

 橋台のコンクリート施工時は特にひび割れ抑制に努めました。鉄筋コンクリートに大きなひび割れが発生すると、水や空気、塩分等の浸透により耐久性に悪影響を及ぼします。

 これを防ぐために実施した対策としては

(1)温度応力解析によるひび割れ指数の算出
(2)コンクリートの配合変更及び膨張材添加
(3)開口部にひび割れ抑制繊維ネット設置
(4)型枠脱型後の躯体に被膜養生剤散布
(5)湿潤養生に二重マット使用
(6)ひび割れ誘発目地の設置
(7)透明な型枠材の使用

等が挙げられます。これらの対策が功を奏し、有害な貫通ひび割れの発生を防ぐことができました。

20181108_02-04.jpg 1年以上の施工期間の中で労働災害や施工ミスによる手戻りなく工事を終えたことは、厳しい工期を守る上で非常に大きな要因でした。また現場が市街から遠方ということで通勤や資機材の調達には苦労しましたが、協力業者様のご協力により無事に工事を完了することができました。地域住民の皆様には狭い山道での大型工事車両のすれ違いなどでご迷惑をお掛けしましたが、工事へのご理解をいただきまして大変感謝しております。

 三遠南信自動車道路は今年度中に東栄IC(仮称)~佐久間IC(仮称)区間において部分供用が予定されています。また新々原田橋は平成31年度中の供用を目指しております。これらの事業に携わることにより、山間地域の観光交流・生活・医療などの活性化や広域化に貢献できると思います。

担当:土木本部 鈴木 大輝